作文もくじページへ戻る
 「おひさまクラブ20周年にあたって」 byまりなさん

まりなさんは第3期の卒園で、現在は大学生です。

 

 

 

 

 

この卒園登山に一緒に行ってくださった大人の寄稿はこちら

おひさまクラブを卒園して15年がたちますが、おひさまクラブでの思い出は小中高よりも鮮明に覚えており、また他の幼稚園・保育園とはかけ離れた生活が私にとってとても貴重な体験でした。今、東京の大学に通っていてつくづく感じることはおひさまクラブにかよって本当によかったということです。

庭は隣にある山の入り口とつながっており毎日そこから山へ行ってはチョコレートに似た岩のかけらを夢中で集め、武石川へ行き素っ裸で一日中遊びおひさまクラブに帰るとおばちゃんが大きな鍋でミルクティーを作ってくれ、おやつに焼きりんごや時にはいなごの煮付けも作ってくれました。あれはまさにおふくろの味です。

当時少人数であった私たち第3期は卒園旅行に、雪が自分の背より高く積もった北八ヶ岳の登山をしました。皆スキーウェアを着て山頂を目指し、途中でとった昼食のお弁当は凍っていましたが園長先生であるおっちゃんが作ってくれたインスタントラーメンは大トロを勝るものでした。山頂では大きなタイヤをソリにして滑ったり同行して頂いた関係者の皆さんが雪をタイルのような形にして積み上げて作ってくれた大きなかまくらで温まったり、雪に練乳をかけて食べたりと楽しい楽しい旅行でした。

自然をこんなに体中で感じられる幼稚園は他にありません。都会出身の友達におひさまクラブの話をすると野性的で本当に驚かれます。もしタイムスリップができたらいつに戻りたい?と聞かれたら私は幼稚園の頃に戻りたいと思います。

人生は一度限りで、平坦ではもったいないと思います。貴重な経験は人生の糧となり必ず自分の役に立つときが来ます。これが今理解できるのはおひさまクラブに通えたおかげです。      

トップページへ戻る  作文もくじページへ戻る

「悪がき的視点」 byダイゴウくん

ダイゴウくんは今中学3年生です。

おれは1歳のときからおひさまに遊びに行ってました。
特に色濃く自分の中に残っている記憶が4つほどあります。

1つは、学校をサボりたいって思うのと似たようなもんですかねぇ、バスに乗りたくないって言って、親やらおっちゃんやら保母のおばちゃんやらに散々迷惑かけていたような・・・。まぁ、根はいい子でしたよ。

2つ目っちゅうとなんだろ?武石川のことですかねぇ。今はどうだか知りませんが、おれが在園中は、滝つぼに飛び込めねぇやつは男じゃねぇって言うような感じの雰囲気がありまして。でもぜんぜん飛び込めねぇで。やっと飛び込めるようになったと思ったら年下の女の子が笑いながら飛び込んだりしてて。まぁ、慎重な子だったんですよ。

3つ目には栗のことですかね。今は実に残念ながら栗の木は全滅しちゃいましたけど。
イガで痛い思いしてみたり、イガをクリアしたら虫食いだったりして。上物のでっかいのが手に入ったときはもう喰わないでとっといたら しなびちゃって、早々に剥いて喰わなかったことを後悔したりしてましたね。そんなこと一回やればサルだって覚えるだろうに、毎年似たようなことやってましたね。
(注:子ども達は庭に落ちた栗の実を食べるのが楽しみだった)

4つ目には卒園してからの楽しみですかね。夏祭りなんかおひさまならではじゃないですかねぇ? 大人たちは大人たちで楽しんでて、子どもに注意するような人は一人もいなくて、だから夜中の1時だか2時まで山に虫取りに行ったり、砂場で河川作ってみたり。っとに大人は何考えていたんでしょう。
(注:卒園して小学生になってからも夏祭りなどおひさまクラブの行事に参加OK)

まぁ、おひさまクラブでなかったらこんなに充実した幼少時代の思い出は作ることはできなかったと思いますよ。

トップページへ戻る  作文もくじページへ戻る

Copyright(C)O'HISAMA CULB.All rights reserved.